安藤晶子 Akiko Ando
安藤晶子(あんどう・あきこ)は 1987年茨城県に生まれ、東京工芸大学デザイン学科卒業後イラストレーターとして、ルミネ池袋でのショーウインドウ制作や、本の装画、CDのアートワークなど、数多く手がけてきました。
彼女の主な制作方法は、水彩絵の具とコラージュによるもので、あらかじめ自身が描いた絵を切り貼りし、画面が構成されていきます。ポートレイトをはじめ、植物や器など彼女の眼に映る世界は幻想的で、どこか懐かしい雰囲気が漂います。独特の色彩や、触れたくなるような質感の組み合わせは秀逸であり、画面の奥行きには物語を感じさせます。